ニキビを皮膚科で治療すると、外用薬や内服薬を処方されます。ニキビの原因となるのはアクネ菌なので、それを殺菌できる抗生物質を配合した外用薬が一般的です。アクアチムクリームやダラシンTゲルなどが有名で、炎症している場合にも使えます。また毛穴が詰まらなければ炎症が起こらないので、ディフェリンゲルやトレチノインも有効です。これらは肉眼では確認できない毛穴の詰まりや、角質層の過角化も改善するためニキビを改善するだけでなく予防も行います。内服薬は重症の時に用いており、抗生物質ではルリッドやクラリス、ミノマイシンが代表的です。ストレスなどで女性ホルモンの分泌量が減っている人には、低用量ピルを処方してホルモンバランスを整えます。さらにビタミンが不足すると皮脂の過剰分泌が促進されるので、ビタミンCやビタミンB2、ビタミンB6を含むビタミン剤を処方することもあります。皮膚科の設備が充実していれば、ニキビを治療する施術を受けられます。ケミカルピーリングは毛穴の詰まりを解消する効果があり、イオン導入やレーザー治療なども行われます。男性はひげ剃りが原因で肌トラブルを起こすことがあり、レーザー脱毛でひげ剃りから解放するアプローチもあります。皮膚科ではできてしまったニキビを治すだけでなく、これからも綺麗な肌を維持できるように生活習慣のアドバイスを行っています。患者は治療を受けるだけでなく、医師の指示を守ることが大切です。